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パラオぐらいの親日国になってくると、一部の言葉が日本語化していたりします。実際にどんな言葉があるのかをご紹介します。

例えば、普通なものでいうと、パラオで「ヤスミ」は休みを表しているのだそうです。それから、時代を感じるところでいうと「エモンカケ」はハンガーのことを言うそうです。衣紋掛けはむしろ日本人で知らない人も結構いそうですから、そんな言葉が外国で使われているというのがとても興味深い。もうひとつ面白いのは、比較的ネガティブな日本語が定着しているという点です。

例えば「トーボー」が逃げることを表していたり、「ジャマ」もそのまま邪魔であることの意味になるそうです。昔の日本の官僚や軍人が「邪魔だなあ」とか「逃亡するなよ」とかよく言っていたために、このような言葉が残っているのでしょうか。

また、ちょっとトリッキーな形で残っている日本語もいろいろあります。「アタマグルグル」というパラオ語があって、これは混乱している状態を指すそうです。昔の人は混乱した時に「頭ぐるぐるしてきた」とかよく行っていたということなのでしょうか。これだけ日本語が浸透しているのは無理もないことであって、第一次大戦後の時代は、なんと住民の75%ほどが日本人で占められていたそうです。日本統治時代にはパラオはインフラ面の整備がかなり進み、学校や病院なども多く作られたということでした。ある意味日本によって大きく発展を遂げられたわけですから、日本語にも好感をもっているのでしょう。